動物愛護のデモ活動に欠落している3つのポイント。僕が考える効率的なヴィーガン発信活動について

動物愛護 デモ

こんにちは。ブロガーのあゆみ @ayuphonse です。

先日、こんなツイートをしたところ多くのリプライや引用リツイート、僕に通知がこない範囲でもいろんなツイートをしていただいたみたいです。

まぁもちろん140字では伝わることも伝わらないので、ここでは関連ツイートをまとめながら僕の意見を書いていきます。

多分、僕の考えと多くの人の考えが違っている部分として、「僕が主に広告関係の仕事をしていて、利益基準の資本主義的な話をする」ってことだと思うので、そういう考えを持っていない人にはセンセーショナルな内容になるかも(?)しれないです。

この記事では、より効率的にヴィーガン人口を増やすための僕の考えを書いております。
効率よりも”正義感”の優先度が高く、”情熱的”に発信活動を継続したい人には向きませんのであしからず。

デモ活動に抜け落ちている3つの考慮

デモ活動には3つの考慮するべきポイントが抜け落ちていると感じます。

  • 目的を達成するための手段
  • リーチ先の考察
  • 商品価値の提供

ですので、今回はこれら3つについて深く考え、ヴィーガンを啓蒙する上でどのような事に注意すればいいのか、デモ活動を例に挙げながら考えていきたいと思います。

手段と目的の違い

今回のデモ活動を僕が反対する理由の一つに、「手段の考察不足」というものがあります。

基本的に僕らの目的は一緒で、「ヴィーガンの人口を増やす」ってことだと思います。

でも、そこに到達するまでの方法が”効率的ではない”ので僕はデモ活動に反対です。

日本ヴィーガンコミュニティの場合

最近、ヴィーガン活動家の工藤柊くん @itllbedark が日本ヴィーガンコミュニティというNPO法人を立ち上げ中です。

その団体のミッション・ビジョンを見てみましょう。

ミッション
日本ヴィーガンコミュニティのMission(果たす使命)は、ヴィーガンやベジタリアンを 実践するもしくは実践しようとする人々の生活の文化的・経済的な向上を目指し、 一人ひとりのメンバーが相互扶助の精神に基づき協同して事業を行うことです。

ビジョン
日本ヴィーガンコミュニティのVision(目指す未来像)は、今を生きる世界中の人々や動物、 そして将来世代の一人ひとりが幸せに暮らせる持続可能で平和な世界です。

以下、僕の理解です。

最終目標である「持続可能で平和な世界(おそらくヴィーガン人口を増やすことで達成できる)」に到達するために、「ヴィーガンやベジタリアンを 実践するもしくは実践しようとする人々の生活の文化的・経済的な向上」という手段を取っています。

図解しましょう。

自由の女神に行きたい。(ゴール/目標)
フェリーを使う。(手段/方法)

便宜上、日本ヴィーガンコミュニティのゴール(目標)を「ヴィーガン人口を増やす。(動物の搾取をなくす)」ってことにします。あながち間違いじゃないと思います。

あ、ちなみにもっと言うと「ヴィーガン人口を増やす」っていうのも手段です。
「動物の搾取をなくす」っていうのが真の最終ゴールなのですが、これを「ヴィーガン人口を増やす」と紐づけました。

そうじゃないと、動物の搾取をなくすためには

  • 人類が滅びればいい
  • もう動物を全部絶滅させてしまえばいい

なんて意見が出かねないので。

「動物の搾取をなくす」と「ヴィーガン人口を増やす」を紐付けることで最大多数の最大幸福が獲得出来ると思ってます。

オーケー。話がそれてしまいましたのでもう一度。

日本ヴィーガンコミュニティは
「ヴィーガン人口を増やす。(動物の搾取をなくす)」という目標(ゴール)
を達成するために、
ヴィーガンやベジタリアンを 実践するもしくは実践しようとする人々の生活の文化的・経済的な向上させる」という手段を取っているわけです。

これは、工藤くんがゴールを達成するための方法を考え考え抜いて導き出した、彼の中での最高の手段だと思います。

僕もこれはすごく効率のいい手段だと思っているゆえに、参加しています。

僕の場合

ゴールは同じなので省略します。

僕の手段は
「タンパク質不足を危惧するスポーツ選手に適切な食事方法を伝える」
「ヴィーガンでもなに不自由なく生活してる様子を大衆に見せつける」

です。

当ブログは栄養学を発信しているブログです。
これらは僕が大学で勉強していることに加えて、ヴィーガンでも効率よく筋肉をつける方法を僕が勉強、分析して発信しています。

おそらく、ここ以上にヴィーガンのスポーツ栄養について詳しいメディアは日本にはないんじゃないかなって思ってます。

さらにそれ以外の発信活動として、後者「ヴィーガンでもなに不自由なく生活してる様子を大衆に見せつける」を積極的に発信しています。
日本でBBQイベントを開催したのも、そういった理由からです。

多くのヴィーガンでない人達が、大豆ミートやフェイクチーズのBBQ料理を楽しんでくれました。

これにより、「ヴィーガン=食事を我慢している」ってイメージが払拭できたと思います。

デモ活動の場合

目的は同じく「ヴィーガンの人口を増やす」「動物の搾取を減らす」ってことで、間違ってないと思います。
非常に素敵ですね。

そして問題の手段です。
「毛皮の反対を訴えて街を練り歩く」という手段ですが、僕はこれが効率的とは思いません。僕の意見だけどね。

詳しい理由や代案については下に続きます。

リーチ数とリーチ先

「リーチ数」、つまりその発信がどれだけの人間に届くのか、
「リーチ先」、つまりその発信が誰に届くのか。

発信活動をする上でめちゃくちゃ大切なポイントです。

“過激”なヴィーガンの発信

よく、TwitterやFacebookなんかで比較的グロテスクな画像でタイムラインが埋まっちゃってる人いますよね。
ヴィーガンの発信活動をしているつもりなのでしょうが、リーチ先は身内のヴィーガンだけな場合がほとんどです。

まぁ身内で盛り上がっているだけならば誰にも迷惑かけないので、特に問題ないと思います。

問題なのはリーチ先が変なところに向いた場合です。

ホリエモンのヴィーガン炎上の際に、多くの”ヴィーガン発信活動”が大衆の目にさらされましたよね。

届いちゃいけない先に届いた瞬間だと思いました。

“過激”なヴィーガン発信はどこに届くべきなのか

ヴィーガン 発信

ずばり、ヴィーガン興味があり、もうヴィーガンになることを考えている人間にはリーチするべきだと思っています。
その投稿が後押しになりますし、僕もそういう発信活動の影響を受けてヴィーガンになりましたので。

ヴィーガン男子のダンテさん @vegandanshi はもう少し柔らかい発信活動をしているので、その一歩手前かもしれないですね。

それでも全くヴィーガンに興味のない人からすると、ちょっとネガティブに捉えられてしまうこともあります。
ホリエモンの炎上の時のように。

別に良し悪しの話ではないので誤解しないでもらいたい。適材適所があるよね。って話で。

僕はヴィーガンって言葉を何も知らない人間に対して、ヴィーガンを知ってもらうってポジションで活動してます。
ゆえに、ヴィーガンの発信は控えめ、キーワードを晒す程度です。

「リーチ数」のみにこだわったデモ活動は都合の悪い「リーチ先」に届く

で、デモの何が問題かと言うと、リーチ先をコントロールできないってことです。

僕は目立ったヴィーガンの発信はしないといいながら、こんな記事を書いています。
っていうのも、こんなタイトルをクリックするのはほとんどヴィーガンの人、もしくは興味がある人なのである程度はリーチ先を自分でコントロールできます。

じゃあ、渋谷を練り歩くデモはどうだろうか。
「リーチ先」は渋谷にいる人たち、でヴィーガンや動物愛護には全く関係ないですよね。

ファッション関係の人間にリーチさせるって視点であればいいけど、それならば発信内容をもう少し精査するべきだと思いますよ。

「ファーフリーのブランドかっこいい!素敵!!みんなもこっち買おうぜ!」みたいなデモ。
これ、とっさにツイートしたわりに、我ながらいい案だと思うのでやってみたいです。

ちなみにリーチ数ですが、渋谷ハチ公前広場の来訪者が一週間で145万人らしいです。
参考

ってことは一日あたり20万人ちょい。
午後の一番人がいる時間帯に何時間デモをしたのか、ちょっと詳しくは知りませんがまぁ多く見積もっても10万人ぐらいにはリーチするんですかね。

対抗するようで申し訳ないのですが、当ブログは最高で月間12万pv超なので1か月放置しておくだけで、それぐらいの人間にリーチできます。
僕個人で運営しているわけなんですけど。

それだけ、効率を重視すれば、もっと届くべきところにたくさんリーチできますよ。って話です。

価値の提供が全くできていない話

僕たちは「動物愛護(ヴィーガン)」をより多くの人にやってもらいたいわけなんですよ。

この商品をより多くの人に手にとってもらうためには、消費者に対して「動物愛護」という商品のメリットを伝える必要があります。

僕は発信活動を通して、「ヴィーガンというかっこいいライフスタイル」に価値を感じてもらおうと努力しています。

こんなありがたいコメントも最近はいただけるようになりました。

「動物愛護」ってめちゃくちゃ素敵ですよ。
僕はかっこいいと思います。個人の意見だけど

でも、多くの人からはそう思われていない。

その理由の一つに“間違った発信活動”っていうのがあると思うわけで、だからこうしてその問題を解決するべく記事を書いています。

「カッコ悪い」と発言した背景には、そんな意図があります。

僕個人の意見としては、「動物愛護(ヴィーガン)」という商品は、かっこいいというメリットを提供できるポテンシャルを秘めており、それを活かすも殺すも僕ら次第なわけです。

僕らがかっこよければかっこいいし、かっこ悪いことばかりすればかっこ悪い。
そして、それを決めるのは僕らヴィーガンじゃなくて、ヴィーガンじゃない人たちです。

商品のデメリットを解決するのも手段の一つ

メリットについては前述した通りですが、「動物愛護(ヴィーガン)」という商品にはデメリットが多すぎます。

  • 肉が食べられなくなる
  • 生活が不自由になる
  • 筋肉の維持や体調管理が難しい

などなど。

これらを解決してあげることも、自社製品を販売するための努力の一つです。

こういうのをすべて度外視して、「うちの商品を買ってくれ!業界で一番の出来なんだ!」って叫んでいるような状態。
僕にはデモ活動がそう見えます。

まとめ

この記事で何を伝えたいかと言うと、「もっとクレバーにやろうぜ」ってことです。
ヒューマンリソースにも限度があるんで、「やらないよりやったほうがいい」なんて思考停止した状態で、行動を続けても成果はでないですよ。

どこのコミュニティとは言わないけれども、最近若くてカリスマ性のある指導者が現れたじゃないですか。

これって、ヴィーガンが一丸になって発信できる最大のチャンスだと僕は思っているわけです。

このデモについての話題も、そのコミュニティでみんなで話し合ったらもっと面白い代案や効率的な手段が思いつくと思いますよ。

僕からは、もっとクレバーなビジネス目線で
目的と手段
リーチ数とリーチ先
商品価値

について考慮した上で発信しましょう。

って話でした。

ご意見ありましたら、Twitterで引用リツイートしたりしてくれると読んで考えさせてもらいます。
DMも開放しているので、僕になにか言いたいことがあればそちらでも構いませんし、Sarahahで匿名でコメントすることも可能です。

今後共よろしくお願いいたします。