【ヴィーガンの僕が選ぶ】命について考えることができるアニメ3選

2018年11月9日

アニメ 命 テーマ

僕は、動物愛護の観点からヴィーガンになりました。

要は「動物たちの命をこれ以上奪いたくない」ってことなんですけど、まぁなんでこんな常識から逸脱した結論に着地したかというと、「命について考えたから」です。

かといって、命について考えたならば、ヴィーガンになるのが必然である。
とは、僕は全く思いません。

ヴィーガンじゃないけど、命について素晴らしい考えを持った人たちを僕はたくさん知っているので。

学校で教わる内容とか、みんなが思ってる常識とかにとらわれずに、「自分自身で考えた結果たどり着いた結論」っていうのを持っている人間を僕は本当に素敵だと思うし、心から尊敬します。

だから、みんな、今一度命について考えようぜ!
「命をいただくこと」を当たり前にしてはいけないんだ!

アニメを通して、命を失う、命を奪うというリアル体験をすることができる。

ちょっと、思想が強い書き出しになってしまいましたが、今回の記事では命について興味深い描写がされているアニメを僕の独断で紹介していくという趣旨です。

所詮、アニメだろ?

と、思う人にこそ見て欲しい。

見て欲しいというか、体験してほしい。

小学校で学ぶような安易な道徳感ではなく、とっても本質的な事例をアニメを通じて体験することが出来るわけです。

僕が実際に見てオススメしたいものを紹介していくので、種類は豊富ではありませんがお楽しみください。

⚠ネタバレについて⚠

基本的に、物語の真相にまつわる部分のバラしたらやばいネタバレというものはありませんが、視聴前の物語へ全く先入観を持ちたくないという人は読まないほうが良いかも知れないです。

【鋼の錬金術師】に自然の摂理と命の循環を学ぶ

ランキング形式で紹介しているわけではありませんが、一番最初に一番オススメのアニメを紹介させていただきます。

月刊少年ガンガンにて、2001年から2010年に渡って連載された大人気漫画かつ、アニメも本編が2作(リメイクされた)、劇場版が2作、実写映画が1作という大人気ぶり。

超ざっくりと作品の解説

近代ドイツのような軍事国家を舞台とし、能力の高い天才少年の主人公が弟と一緒にキーアイテムである「賢者の石」を探す旅を通じて成長。
最終的に国、及び世界を救うための戦いへと巻き込まれていくという王道アニメですが、死生観について思想深く描かれていることから、ダークファンタジーと称されること多い作品です。

タイトルにもある「錬金術」という超能力を駆使して戦うのですが、化学的なこの力の制限となるのが自然の「真理」です。
「質量保存の法則」などがこれに当たるのですが、主人公が一番の苦難を強いられるのが「死んだ人間は生き返らない」という真理です。

幼い頃に失った母親を錬金術によって蘇らせようと試みる主人公ですが、自然の法則に逆らってしまったために自身の右腕と左足、弟の全身を失ってしまうのです。

その他にも様々な体験を通して、主人公が「命とはなにか」ということを学んでいく、というのが、精神面のストーリーとなっています。

【厳選1話】これだけは見て欲しい神回

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(リメイク版)の第12話「いちは全、全はいち」。

幼少期の主人公が無人島でサバイバル中に飢えに飢え、蟻やウサギや魚を狩猟して食べるのですが、この体験を通じて命の連鎖自然の摂理について学んでいく。という回です。

そもそもこのアニメは

  • 母親を蘇らせようとするも失敗する主人公
  • 友達が人体実験の材料として犬と合成されキメラにされてしまう
  • クローンの兵士

などなど、命に関するシビアなテーマが取り扱われています。(ゆえのダークファンタジー)

これらの道徳観の基礎となる部分がこの12話で描かれているので、全話見てる余裕が無いよ〜という方はせめて12話だけでも、理想を言うならば1-12話までを見ていただけると嬉しいです。

個人的には友人がキメラにされてしまう第4話「錬金術師の苦悩」も神回なので是非見て欲しい。

同業者である錬金術師がキメラを合成し、主人公に対して「お前も俺と同じ命をもてあそぶ錬金術師なんだ」と発言。
主人公はそうじゃないと否定しながらも、事実を突かれたような苦い表情を浮かべ、ここでもまた命のあり方について考え成長していくのです。

全ては目に見えない大きな流れの中にあるんだ。
それを宇宙っていうのか世界っていうのかはわからないけど、そんなでっかいものからすりゃ、俺もアルも蟻みたいなもんさ。
流れの中の小さな一つ、全の中の一にしか過ぎない、だけど、その小さな一が集まって全が存在できる。

– 鋼の錬金術師 第12話 –

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【銀の匙】というエンタメの顔をした教材

これまた鋼の錬金術師と同じ作者、荒川弘の作品です。

鋼の錬金術師が終了した次の年の2011年から週間少年サンデーで不定期連載、アニメについては1期、2期と大好評でした。

超ざっくりと作品の解説

北海道の農業高校に入学した主人公が、農業や畜産の勉強をしながら食や命について考えていく物語です。
作者の荒川弘自身が北海道出身、かつ実家が酪農業を営んでいることもあり、内容についてはかなり細かいところまで取り扱っています。

フィクションではありますが、酪農については食と命に関わるテーマゆえ事実に基づいた表現を心がけているそうです。

学園モノの青春っぽい物語の中に、普段は触れられないような酪農業の情報がふんだんに盛り込まれていて、大衆アニメと言うよりは「超優秀な教材」と言った感じです。

【厳選1話】これだけは見て欲しい神回

各回、非常に興味深いテーマを持った一話完結っぽい作風ではありますが、全12話と通じて描かれているのは主人公が子豚の時から可愛がっていた豚を最終的に食す。というストーリーです。

この体験を通じて、ペットと家畜動物の線引命をいただくことの有り難さ畜産業の苦悩などを主人公が体験し、成長していくのです。

そして、もちろん最終的に可愛がっていた豚を屠畜場に送り出す10話がオススメ。
第1話から見ていたほうが感情移入しやすいですが、10話だけでも十分にわかると思います。

生体としての豚も愛し、そして食材としての豚も愛する。
畜産家としての動物への愛情の注ぎ方が描かれています。

ヴィーガンも畜産家も、動物が好きなこと、命について考えていることについては同じですが、たどり着いた結論が異なりますよね。
同じ問題について考え、自分とは違う結論に帰結したパターンを僕は非常に興味深く思うので、このアニメで畜産家の考えを体験することができたのは非常に有益でした。

もちろん、ここで描かれていることは数ある内のひとつの例に過ぎないのですが。

「生き物を食うってこんなもんだよね」って割り切って達観しちゃえば楽だけど、俺はそれ、やっぱり嫌です。
達観してそこに満足して居座るのは、コイツら(子豚たち)見ちゃったらできません。

– 銀の匙 最終話 –

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【東京喰種トーキョーグール】

石田スイ作、週刊ヤングジャンプで連載された青年向けの作品です。
アニメも現在3期が放送中。

斬新な設定、かなりグロテスクな描写で当時はかなり話題を呼んでいました。

超ざっくりと作品の解説

東京喰種は名前の通り、東京を舞台とした作品で時代背景も現代とかなり酷似しています。

グールとは、一般的に死体を食す怪物のことを指しますが、当アニメに出てくるグールはまるっきり人間と同じ形をしており、見た目では判別できません。

グールの特長として、

  • 人間を唯一の栄養源とする
  • 人間以外の食物は非常に不味く感じてしまう
  • 唯一コーヒーのみを楽しむ事ができる
  • 人間よりも身体能力が高い

というように設定されています。

この物語では、不意の事故によりグールの臓器を移植されてしまった主人公の、人間とグールの混血としての苦難が描かれています。

自分は人間であると思いたい主人公。
しかしながら、人間を食べなければ生命を維持できない。人間を食べてしまっては、自分は人間ではないと認めてしまうことになる。
人間を食べるなんて野蛮なことはできない。

そんな葛藤の中でもがき苦しみながらも、唯一人間とグールどちらの世界にも身を置ける存在として2種族の平和を願う。という物語です。

命を奪うことを嫌がりながらも、生命維持の為に食べることを強いられる。
そして、そのお肉はとても美味しい。
そんな状況が現代社会の畜産、食肉の現状ととても似ていると感じます。

この作品もまた、食や命について考えるためのきっかけとなることでしょう。

【厳選1話】これだけは見て欲しい神回

独特の世界観で物語が展開するので、後半はやや難しいストーリー構成となっています。
オススメなのは物語の前半、グールという人間を食べないと生命を維持できないという設定を解説している第2話です。

もともと人間だった主人公が臓器移植により突然グールの性質を身につけてしまう。
人間の食べ物を美味しいと感じることができずに吐き出してしまう、また人間を食べたいという有るまじき欲望を抑えられない。

そんな人間とグールの狭間で葛藤しながら、命を奪って肉を食べるという行為について主人公が考えるのです。

東京喰種という世界観の設定を知っておくだけでもとても有意義なことかと思いますので、第2話とは言いましたが1-3話ぐらいをまずは見てみるのがオススメです。

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