【筋肉の味方】インスリンを活用しよう。

2017年10月12日

ダイエットを成功させるためには炭水化物の摂取を制限してインスリンの分泌を抑える必要がある事を過去に何度も紹介してきました。

インスリンは血糖値を下げるという働きを持つ、”アナボリック”ホルモンです。

アナボリックとは、同化作用(合成)を指す言葉で、対照に”カタボリック”異化作用(分解)を指す言葉があり、インスリンのように体組織を合成するホルモンをアナボリックホルモン、そしてグルカゴンのように体組織を分解するホルモンをカタボリックホルモンといいます。
(グルカゴンは肝臓のグリコーゲンをグルコースに分解し、血中に放出することで血糖値を高めるホルモンです。)

ダイエットをする際には、このようなアナボリック作用を持ったホルモンに気をつける必要がありますが、バルクアップしたい時はどうでしょうか。

インスリンは筋肉の味方

お気づきの通り、インスリンは筋肉を合成するために必須のホルモンです。

インスリンは血糖値が上昇することに反応して分泌されるホルモンです。
血糖であるグルコースを肝臓や脂肪細胞、筋肉などに運び込むことで血糖値を下げて正常値へ戻しますが、この際にグルコース以外の栄養素も体組織に取り込みます

この血糖値が上昇しインスリンが分泌されるタイミングで、血中アミノ酸濃度を高く保つことで筋肉の合成を活発にすることができます。

アミノ酸とはタンパク質が分解された最小単位の分子です。
タンパク質は消化された後、アミノ酸として血中を漂います。

血中にあったアミノ酸たちはインスリンにより筋肉へ運ばれて合成されます。

インスリンは筋肉の材料になるアミノ酸を運び込むだけでなく、筋肉合成を活発にしたり筋肉の分解を防いだりするため、筋肉の発育には欠かせません。

インスリンをしっかりと味方につけましょう。




インスリンを分泌させるには

インスリンは血糖値を高くすることで分泌されますので、血糖値をあげやすい炭水化物の摂取がおすすめです。

  • 白米
  • パスタ
  • パン
  • じゃがいも
  • 果物

これらが、GI値が高く血糖値をあげやすい食品です。
こういった炭水化物の特徴として「素早くエネルギーとして利用できる」と言うものがあります。
トレーニング前後に摂取するといいでしょう。

そして、これらと一緒にタンパク質を摂取することで、筋肉の合成が活発になります。

特にトレーニング後は素早く炭水化物とタンパク質を補給する必要があります。
そんな時はサプリメントの摂取もおすすめです。

  • ウエイトゲイナー
  • ウエイトゲイナーとは、タンパク質と炭水化物が適度に配合されたパウダータイプのサプリメントです。



    上記のようなウエイトゲイナーは炭水化物として吸収の早いデキストリンを採用しているので、トレーニング後の素早いエネルギー補給やインスリン分泌による筋肉の合成にとても適しています。

  • カーボサプリメント
  • デキストリンなどの吸収の早い(GI値)の高い炭水化物を主原料としているカーボサプリメントは、トレーニング前後、またトレーニング中のエネルギー補給用ドリンクを作るのに適しています。

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  • ブドウ糖
  • 正直に言うと、上記のようなサプリメントタイプのものは非常に高価です。
    お菓子作りのための通販サイトなどでは、GI値100のブドウ糖が非常に安価で売られていますので、こちらのほうが断然おすすめです。

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ブドウ糖の代わりに砂糖でいいのでは?

砂糖はいけません。
砂糖、つまりスクロースはブドウ糖と果糖の分子が結合した二糖類です。

ブドウ糖はインスリンの分泌を促すのに対し、果糖はインスリンには関与せずそのまま肝臓にダイレクトに取り込まれます。
その後、エネルギーとして必要とされればエネルギーとして消費されますが、そうでない場合は貯蔵されることもなく体脂肪として合成されてしまいます。

素早いエネルギー補給は果糖ではなく、ブドウ糖でおこないましょう。